山北 吾妻山探索 その4

40 川村関所跡


川村関所跡

 徳川幕府は、江戸の守りを固めるため「入鉄砲(いりでっぽう)」「出女(でおんな)」の監視に、全国の重要な街道に関所を置いた。
 なかでも東海道の箱根関所は「重キ関所」として脇往還にも根府川関所、仙石原関所、矢倉沢関所、川村関所、谷ヶ関所の五つの関所が置かれていた。
 天保十二年(一八四一)幕府によって編さんされた新編相模国風土記稿の川村山北に「御関所西方にあり、川村御関所と云、奥山家(おくやまが)及び駿州への往来なり、小田原藩の預かる所にして、警衛の士藩頭(ばんがしら)一人、定番(じょうばん)二人、足軽二人を置けり、建置の年代詳(つまびらか)ならず」と記されている。・・・

平成十年一月 山北町教育委員会 
部分転載

41 安戸トンネル 

バス停「大野山入口」のあるところから

42 水力発電用水路と安土線No.3鉄塔

用水路はこの少し上流でトンネルとして山中に潜ります。

43 ログハウス風の建物の喫茶店カフェリーフスさん

おいしいコーヒーとケーキのお店です。

44 馬頭観音

山あいの地形で物資の運搬に欠かせなかった馬への供養塔です。

45 鍛冶屋敷川を越える発電用水路

ちょっと寄り道 詳細 >>

46 馬頭観音

コンクリート擁壁の中にありました。

47 東名高速道路 鍛冶屋敷橋

間もなくスタート地点へ。無事に一周できました。


無名の山への探索のすすめ

いつもなら車で通過してしまうような所や、有名ハイキングコースから外れた山道にも思いもかけず、歴史や自然の感動があるものです。鍛冶屋敷、都夫良野周辺は都の落人伝説などもあり、散策することできっと新たな発見があることと思います。
後の調査で明治21年に測量された迅速測図には、吾妻山の尾根を通り、向梶ヶ尾のピークは西を迂回する道が記載されていました。現在のルートとほぼ一致します。一方、現在のネットや登山地図等にはこの道は記載されていません。最新の地図や衛星写真であっても現地へ行ってみなければ解らないということが、興味をそそられる原因なのかもしれません。


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