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金時山パノラマ展望図 北部編

 金時山へのアプローチは、3方向からあります。南東側の矢倉沢峠方面、西側の乙女峠方面、そして北側の足柄峠方面です。
足柄峠から登ったのは今回が初めて(いや、小学校の遠足で登ったような?)だったので、思いがけず丹沢方面のパノラマが望めたときは感動しました。矢倉岳、足柄峠と過去にパノラマ展望図は作成していますが、それらより高い地点から撮影しているため、南アルプスや奥多摩の山々まで垣間見えます。いつもの知っている世界とは違う、どこか外宇宙を見ているような感覚になりました。こういった圧倒されるようなマクロな視点で風景を眺めたとき、古の人々はどのように感じていたのだろうと考えたりもします。案外、サンカと呼ばれる集団は現代人よりも正確に空間を認識していたのかもしれません。丹沢には関所を通らない、彼らしか知らない道が数多くあったといいます。
 足柄峠から猪鼻砦跡を過ぎたあたりまでは緩やかな勾配ですが、最後の30分は罰ゲームのような登りが続きます。この勾配の変化は御殿場側から見た時の山容が物語ってくれます。


撮影地点
金時山山頂からの展望は南側の箱根方面は開けていますが、北側は樹木に遮られています。山頂から高さが90m程下ったあたりの登山道からの見晴しが最も良さそうです。撮影しておいてから言うのもなんですが、人ひとりが通れる幅しかないので、登山者のラッシュ時はさけたいものです(この日も数人の方にご迷惑をおかけしました。すみません〜 m(_ _)m )。
今回はフル装備で出掛け、望遠撮影も行ったので、画面上のカメラアイコン(+マークのほう)をクリックすると、詳細な画像が表示されます。
画像の中央付近に架かるケーブルは山頂の茶屋へ荷揚げするための索道です。

駿河小山
御殿場が富士の裾野として緩やかな傾斜の土地が広がっているのに対し、小山駅付近は鮎沢川や須川により開削され複雑な地形となっていて、地形図マニアには何とも魅力的なエリアです。国道246号は須川の左岸の斜面中腹を通っているため、走行時にその頭上の両脇に台地が広がっているとは認識しづらいと思われます。今でこそ貯水池を有する阿多野の台地ですが、付近を流れる川はいずれも深い谷底を流れているため、水の確保には苦労したようで、開拓されたのは江戸時代後期のことです。

足柄城塞群
足元の猪鼻砦をはじめとし、北北東へ城塞群が連なっている様子がわかります。

 

撮影日
DAYVIEW 2008.11.22.

操作方法

操作方法をiPod touch風に変更してみました。画面のスクロールは画面をドラッグすることで上下左右に移動します。左右方向は数秒間、ドラッッグの移動の速さが影響し、やがて元のゆっくりしたスピードに戻ります。スクロールを停止するにはダブルクリックするか、ドラッグを静かに停止するこで出来ます。
他の操作はこれまでと同じです。
ver.4.2改良点
マウスカーソルを十字形および指形に変更しました。高性能のPCならスムーズに表示されますが、少し前のタイプですと安定感がありません。flashのカスタムカーソルは数フレームに一度だけ表示されるみたいなので、動きが跳んでしまいます。カーソルは前バージョンの方が良いかもしれませんね。

 

更新履歴
08.12.11. UP
08.12.27. マウスカーソルの評判があまりよくないので、元にもどしました。
15.01.21. 金時川第2堰堤を追加

 

関連
金時山から箱根山を山座同定
金時山360°QTVR

外部リンク
国土地理院 2万5千分1地形図名:関本(横須賀)(別窓表示)

山座同定

 

人口構造物など

 

 


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