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初鹿野発電所を探訪していると、構内に水路が見えてきました。いくつかの看板から、下流にある柏尾発電所の設備であることが分かりました。 この用水路の水は初鹿野発電所自体で使用されないため、構内にあっても名称は柏尾発電所取水口を名乗ります。 柏尾発電所の運用開始は大正12年5月です。構造物のいくつかは当時から使用されていることが構造や様式から窺い知れます。
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| 二つの排砂門のうち、左側は切石積みのアーチ構造が残っています。また洪水吐をはじめとする床固工も切石積みで施工されています。 この曲線がなんとも美しい。 |
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柏尾発電所取水ダム排砂ゲート 純径間 X 扉高 1.850m X 2.000m |
柏尾発電所取水ダム排砂ゲート 純径間 X 扉高 2.150m X 2.000m |
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河川名 1級河川、富士川水系日川 |
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門 数 1門 |
ここで土砂を沈殿させ、上澄みを発電に使用しています。沈砂池の中に橋のように水路が架けられているため、沈砂池下流側からも上澄みが落ちる仕組みになっています。
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| 沈砂池を経た水は構内の地下を流れ、敷地の北西の隅で初鹿野発電所で使用した用水(写真右)と合流し、すぐに山の中へ消えてしまいます。 写真左のアーチは余水吐のようです。 |
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写真左が取水ダム側、右が柏尾発電所側。
探訪 2011年5月 |
小さな発電施設でしたが、一世紀近い歴史を有し、また当時の構造物も数多く残る貴重な産業遺産といえます。 |
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