第5相沢川橋梁は当初は径間105ft(32.0m)の1連上路トラスとして施工された。
1914年の二度にわたる水害で橋台が崩壊し落橋する事故にみまわれた。橋台の施工に伴い川幅が狭められたことで、負荷が増大したとも考えられる。
その後は川の中央に上下線共有の橋脚が一基設けられ、径間22.3m2連のプレートガーダーとなった。現在は旧上り線が使用されている。

アプローチ
県道の花戸橋が平行して架かっている。鮎沢川下流の左岸上を農道が通っており、県道との交差点に安全地帯が設けられており、ここに1、2台駐車できる。



あさぎり5号

県道の花戸橋からの撮影である。橋の幅員は充分ではないため、通過する自動車に危険を感じる場所でもある。
川下側から順光で撮影できるのは午後の下り列車となるが、10月ともなると、あさぎり5号以降の時間帯は山の影に入ってしまう。


あさぎり1号

相沢川の上流側から。下には県道の花戸橋、上には東名高速道路の斜張橋が架かる交通の要衝。



秋の第5相沢川橋梁

上流側へのアプローチはひとつ御殿場側の第6相沢川橋梁の下を通る農道がここまで通じているのでそれを利用する。道幅が非常に狭いため徒歩となる。

クハ312-2334ほか


あさぎり1号

2012年3月からはMSE 60000型が運行している。

撮影 2012.11.18.



上流側から

石積みの幅の広い橋脚が複線の記憶を今に伝える。
プレートガーダーの橋桁自体も1914年当時から使われているようである。 上流側は保線用の通路が取り付けられているため、近距離からの撮影には不向きといえる。


電化前の様子

電化前の写真からも旧上り線側が使用されていることが解る。この区間は単線化に際し、下り線が撤去されたようだ。県道の花戸橋は木造だろうか。

「御殿場線物語 旧東海道本線各駅停車の旅」 文化堂 より転載


橋りょう名  第5相沢川橋りょう
位  置   駿河小山・足柄間 27K867M
支  間   22M30
塗装年月   2000年3月
塗装回数   3回塗
塗装種別   補修・下塗 シアナミド鉛さび止めペイント
及塗料名   中・上塗 長油性フタル酸樹脂塗料
塗料メーカー 大日本塗料株式会社
施 工 者  株式会社 鈴木塗装工務店


史跡 竹之下合戦場 渡り上り(わたりあがり)

第五相沢川橋梁の国府津寄りには南北朝の争乱を伝える「渡り上り」の石柱が建つ。その横の札には「太平記 竹之下合戦(建武二年) 戦跡 渡り上り 為冬卿が退陣の際、川を渡り所領部落に向った場所」と記されている。

二条為冬は自らおとりとなり足利軍を引き寄せ、その間に尊良親王を逃すことに成功した。渡り上りから小高い丘に登り、一行を見送った後、現在の所領集落で75騎とともに自刃し果てたという曰く付きの土地である。

その最後の地が足柄峠への入口にある白旗神社と伝えられる。



線路の南に広がる棚田

下の県道を通る限りは知る由もない風景がそこにはある。


美しい風景が残る

二条為冬の一軍はこの先の丘の上あたりから、親王の一行を見届けたのだろうか。



鳥鉄(鳥瞰鉄写真)115系

茂みの中に第5相沢川橋梁がある。20年前も今と変わらない風景があった。


あさぎり6号

371系が新車の頃のもの。パンタが旧式であるのが判るだろうか。
撮影:1992.07.18.



秋の花と


渡り上りカーブ


あさぎり4号

特に午前中は逆光がきつい状況ではある。

撮影:2011.11.20.

第5相沢川橋梁から国府津寄りのカーブを当サイトでは便宜上「渡り上りカーブ」と呼称することにする。
足柄峠へ続く尾根が迫り、山腹からは俯瞰撮影ができる。
常に逆光であるが、うまく光を捉えられれば、新緑や紅葉が映えた絵になりそうだ。

アプローチ
現地へは県道が御殿場線を横断する所領踏切の脇にある農道を進む。道幅がないため軽トラ専用といったところだろうか。少し離れた場所に県道から東名高速の橋の下あたりで分岐する道があり、ここは交通量があまりなく路駐可能だ。ただしあくまで自己責任で。



あさぎり6号

秋のあさぎり6号が通過する時刻は、山影に日が隠れる直前であった。富士山と箱根山の影響で、雲の湧く割合が高く、天気予報は当てにならない。夕方に日が差すかは運次第である。

撮影:2011.11.20.


EF58プッシュ・プル

丹那トンネル開業60周年号

 

1994.12.04.駿河小山-足柄間



あさぎり6号

桜の季節も美しい風景となる。
 

撮影:2011.04.17.


修学旅行列車

183(189)系の修学旅行列車は2013年を最後の入線とし、翌年からは185系へ引き継がれた。

2012.06.07.



新東名高速・足柄橋と

かつてはこのようなアングルで捉えることもできた。
新東名(上り線)が完成してから20年、現在は付近の樹木が伸びており、同じ構図では撮影不可能となっている。

まだ公園に桜が植樹されていないことも判る。
 

撮影:1992.05.08.


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