浜居場城これまで数回探訪してきた浜居場城跡ですが、今回は少し時間をかけて撮影してみました。 位置 時代 |
「21世紀の森」駐車場から45分で尾根上にあるセントラル広場、さらに防災無線塔(現携帯電話基地局)脇を経て30分で浜居場城跡へ着きます。 |
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浜居場城跡 浜居場城は中世城郭であり、『新編相模国風土記稿(しんぺんさがみのくにふどきこう)』によれば、大森寄栖庵の持城で、後に後北条氏が国境防備の拠点として重臣の松田氏を守衛に任じ、須藤源二郎、村野安芸守、小澤孫七郎の三人を城番として交代で警備にあたらせたとあります。浜居場城は足柄峠から内山へ 平成二十一年三月 南足柄市教育委員会 現地説明版より転載 |
山北町向原地区から浜居場城山を遠望 (2005年撮影)
この当時はアオキなどの低木が繁茂し、地形を認識しづらい状態でした。 |
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現在のハイキングコースは4WD軽トラックなら通行できそうな状態で、砕石が撒かれ、幅員も1.5m程度あります。そのため西側の虎口付近の地形が壊されてしまった可能性も残ります。 私は虎口の土橋を探した際、詳細な地図を持参していなかったため(箱根をめぐる古城30選の見取図のみ)、堀切の位置を40m西の鞍部と誤認してしまい、調査漏れとなってしまいました。 |
地図に示した赤い線は現在のハイキングコースを示します。 破線部は記憶が曖昧な箇所です。西側の堀切などの調査をされた方はご一報いただけると幸いです。 |
浜居場城の主(本城)郭の南側からの360°VR |
浜居場城の主(本城)郭の西側土塁 360°VR |
識別しやすくするために写真上にグリッドを加筆しました。 |
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