日の出山
東京都日の出町にある標高902mの山。東京の大パノラマと、その名の通り日の出を眺めるには抜群のロケーションです。
快晴
空気の澄んだ日には、遠くは筑波山、房総、三浦半島、丹沢、富士山まで見渡せ、東京都市部とその郊外にいたってはほぼ全てが見えるといった状態です。国土の7割が森林である日本。この割合は先進国の中で突出しています。それでいて身近に森を感じられないのは、都市部が際限なく続き、森林と隔離しているためで、このコントラストの強さと規模の大きさが東京の特徴といえます。
夜景
最もマクロな視点で文明を肉眼で捉えられる光景です。撮影日が東日本大震災以前だったため、現在は節電により多少灯りが少ないかもしれません。少なくともこの時点では、これら電力の供給源は遠く離れた福島や新潟の原発がその割合の多くを占めていました。
昼には確認しづらい橋梁や道路が光の筋となって現れます。
一方で、狭山丘陵や多摩川などの人工物の少ない地域は黒く穴があいたような風景となります。丹沢山地にいたっては光が全くありませんでしたが、他と同様に撮影し表示してあります。
夜明け
空の色が最も美しい時間帯の一つで、この日は東の空に月が出ていました。月例は26。山梨県にある二十六夜山はこの月を信仰し名付けられたものです。
日の出
東京湾の向こう、房総からの日の出です。
いつ見ても神々しいご来光の美しさは思わず手を合わせたくなります。日中は風景に溶け込んでしまっている湖や川が、この時間帯は空が映りこみ視認しやすくなります。
日の出山は多摩川の軸線上にあるため、秋川付近から河口までが前後に圧縮した状態で現れています。
撮影日
快晴・夜景 :2011.01.31
夜明け・日の出:2011.02.01 |
操作方法
画面のスクロールはドラッグすることで上下左右に移動します。左右方向は数秒間、ドラッグの移動の速さが影響し、やがて元のゆっくりしたスピードに戻ります。スクロールを停止するにはダブルクリックするか、ドラッグを静かに停止するこで出来ます。
超望遠撮影
画像上にいくつか超望遠撮影した画像を配置してあります。画像上のカメラアイコンをクリックしてください。
今後も追加していく予定です。
日の出山周辺のマニアックな山の名前と送電線の位置に関しては「山と無線を楽しむ奥多摩」さんのサイトを参考にしました。
更新履歴
2012.03.07 UP
2012.03.11 超望遠撮影画像追加 スカイツリーなど
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