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姨捨公園 パノラマ展望図

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篠ノ井線姨捨駅付近からのパノラマです。

姨捨
貧しさ故に年老いた親を山へ置き去りにするという民話「姨捨山」の伝わる地。背後に聳える冠着山(かむりきやま)がそれだと言われています。悲しい名称とは対照的に、今や姨捨駅から見る風景は日本三大車窓に掲げられています。

姨捨公園
姨捨駅から徒歩2分。駅北側(稲荷山側)の踏切を渡ると姨捨公園があります。善光寺平を一望でき、桜の花と篠ノ井線を写真に収める撮影スポットでもあります。

田毎の月(たごとのつき)
昔から月の名所として詠われた姨捨。一枚一枚それぞれの棚田に映る月の様から田毎の月と呼ばれています。その棚田の中でも四十八枚田(しじゅうはちまいだ)に伝わる逸話に、「48枚あるという田んぼを一つずつ数えてみると、47枚しかなく一つ足りない。よく見てみると、開いて置かれた傘の下に小さな田んぼが隠れていた。」そんな素敵な伝承があります。

棚田の朝
桜の季節にはまだ一部にしか水が張られていなかった棚田。空の映り込む風景を見たいという思いから、ひと月後、再訪しました。6月の霞んだ空気のもと、朝日に照らされた棚田は、ひと味違う趣を語ってくれます。

山座同定
私の詳しくない地域。大町から山をひとつ越えた善光寺平。地理情報データの作成を新規に行う必要がありました。ただ、調べていくうちに学生の頃に行ったスキー場と脳内リンクされ、親近感を得ました。高社山、別名高井富士。長野市から意外と近いんだと改めて認識。ローカル私鉄に乗り、さらにバスで到着という手段だったためか、遠く感じていました。
さて、善光寺平の周辺にはスキー場をいだいた山々が多くあります。冬にはナイター設備のあるゲレンデが夜景に華やかさをを加えてくれると思われ、再訪したいパノラマ・スポットです。

 

操作方法

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篠ノ井線
松本から明科を経て、長野を結んでいるのが篠ノ井線です。明科から犀川沿いを下るルートが自然に思えますが、複雑な地形に伴う難工事が想定され、冠着山(かむりきやま) を貫くルートが選定されました。
峠越えの路線というものは、最高地点をトンネルで貫き、再び川沿いを下るというのが通常ですが、篠ノ井線は様子が少し異なります。明科から登ってきた路線は冠着トンネルを過ぎると、いきなり善光寺平(ぜんこうじだいら)の開けた風景に出くわすのです。このまま善光寺平へ直進して下ることができれば効率的ですが、鉄道の特性上、そこまでの急勾配には対応できず、代わりに盆地西部の山腹を等高線をなぞるように迂回し、徐々に下っていきます。
それでもこの勾配は険しく、途中にスイッチバックをいくつも配置し、この地形を克服しています。姨捨駅はそんなスイッチバックのある駅。偉大なるや篠ノ井線!

 

 

撮影日 桜の花とともに: 2010.05.01
    夜景  :    2010.05.01
    棚田の朝:    2010.06.11


更新履歴

10.09.10 UP


関連:JR篠ノ井線姨捨駅からのパノラマ展望図
 

 

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