ヘリは芦ノ湖の直上を南下していきます。
立体視に慣れてくると樹木の一本一本まで浮き出て見えると思います。
背後の山ひだの奥行き感がうまく出た作品になりました。
前方に見えるのは大瀬崎と駿河湾。
参考までに撮影時の注意点を以下に掲げておきます。
* 広角レンズは画面の周囲が歪みが大きいため、誤差が大きくなります。ファインダーで目標物を中心に固定して撮影すれば、周囲に映る対象もほぼ同一のものになり、誤差は小さくて済みます。
* 進行方向に大して90度横方向を撮影します。例えば斜め前方を撮影した場合には、2枚目の対象物は少し大きく撮影されており、誤差となって現れます。
* 連続して何枚も撮る。対象物までの距離とヘリコプターの速度の違いから、撮影する異なる2地点間の距離はどれくらいがベストなのかは、現場ではわかりません。何枚も連写して、1枚目と3枚目、あるいは4枚目と組み合わせてみるなどして、最も立体感の出る組合せを見つけ出してください。
ヘリはこのあたりから旋回し、再度、外輪山の外へ出ます。
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