山座同定

- 北アルプス 鷹狩山 -

撮影:2009.11.04

元はFLASH用に制作したパノラマ展望図で、FLASHのサポート切れに伴い動画として出力しました。そのためFLASHでは可能であった画面内のアクションは動作しません。

鷹狩山

大町市の東にある鷹狩山の展望台からの大パノラマです。
北アルプス後立山連峰の雄大さをご覧ください。
北アルプスの展望に目が奪われてしまいますが、展望台からのパノラマは約240°あり、南東方向の荒船山、蓼科山、八ヶ岳などの山々を同定してみるのも面白いと思います。
この日は天気に恵まれ、100km超の南アルプスまで見ることが出来ました。

前衛の山々

前衛の名もなき山々の複雑な地形にも注目してもらいたいと思います。神明原など扇状地の標本のような地形も見て取れます。標高が1500m以下になると優しい山容を呈するようになります。

消え槍

槍ヶ岳の頭だけがかろうじて見える現象。数値地図ビューアで山座同定してみたところ当初は誤差かと思い無視していましたが、確かに見えてます。
参考サイト: 山尾先生の筑附通信(別窓で開きます)

大町市

この風景を補完する美しい街。大町の人たちには当たり前の風景なのでしょうか? うらやましいかぎりです。
ちょうど桜の季節だったため、いくつかの学校の校庭には満開の桜が写っているのが見えます。

 

モルゲンロート:

朝日そのものに照らされたモルゲンロートもさることながら、日の出前の朝焼けによってピンク色に染め上げられた雪山の様は、言葉にし難い感動があります。大町の住民にとっては当たり前の風景なのでしょうか、うらやましいかぎりです。

快晴:

数日前の寒波により、鷹狩山にも積雪がありました。朝の冷え込みで平野部も霜で白いベールに覆われています。氷点下の厳しい寒さが画像からいくらかでも伝わりますでしょうか。

夜景:

大都会の夜景とは趣が異なり、自然現象である雲海や星空に魅了されます。安曇野方面は霧が出やすいのでしょうか、雲海越しの街灯りは殊更に幻想的です。この日は空気が澄んでいたため、星々が随所に写っています。