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183・189系

H101編成

H101編成

2012年当時、JR東日本田町車両センターには183・189系は10両編成が2本、8両、6両編成がそれぞれ1本と計4編成、34両が配属されていた。
2013年3月16日のダイヤ改正で田町車両センターには車両配置がなくなり、大宮総合車両センターへ転属することになる。
H101編成は「ムーンライトながら」や修学旅行臨で使用されていたが、2013年夏季からは185系が受け継ぐこととなった。

2016年9月 記

H101編成

H101編成 小田原駅貨物線を下る回送

2012.06.01.

189系修学旅行臨

修学旅行臨

2012.06.01. 小田原駅にて



クハ183-1023

クハ183-1023

貫通扉のあった0番台と異なり、耐寒耐雪のため非貫通の前面が採用され、当初はATC設備のない形式1000番台として誕生した車輌である。

その後、あずさ用グレードアップ改造され、床を150mm嵩上げしたセミハイデッカー化に伴い、窓の上端も拡げられた。
国鉄色に戻る祭、窓を縁取るようにカラーリングするため、赤帯がオリジナルより幅広で塗装され、スマートな印象は微妙に削がれてしまった。

2013年9月廃車。

クハ183-1023

クハ183-1023 3位側から

この角度からは耐寒耐雪装備である運転台下の雪切り室の空気吸入口がよく判る。


モハ189-25

モハ189-25

189系のM車。国鉄色に戻され、外観上はオリジナルと同様である。

2013年9月、H81編成の先頭車クハ189-10、クハ189-508とともに豊田車両センターに転出し、M51編成を構成し2016年現在も活躍中である。

モハ188-25

モハ188-25

189系のM'車。誕生当初モハ188は2基のパンタグラフを有していたが、国鉄末期以降は離線の可能性が減った事から架線の損耗を抑えるため第2パンタグラフの使用を中止し1993年以降に撤去された。

2013年9月、豊田車両センターに転出し、M51編成を構成。


モハ189-26

モハ189-26

モハ189-25と同一仕様。2013年7月までH101編成の6号車として組み込まれていたが、その後H61編成へ転出。代わりにモハ183-1044が編入された。

2013年9月廃車。

モハ188-26

モハ188-26

モハ188-25と同一仕様。2013年7月までH101編成の7号車として組み込まれていたが、その後H61編成へ転出。代わりにモハ182-1044が編入された。

2013年9月廃車。


モハ189-30

モハ189-30

モハ189-25と同一仕様。

2013年9月、豊田車両センターに転出し、M51編成を構成。

モハ188-30

モハ188-30

モハ188-25と同一仕様。

2013年9月、豊田車両センターに転出し、M51編成を構成。


モハ189-34

モハ189-34

モハ189-25と同一仕様。

2013年9月廃車。

モハ188-34

モハ188-34

モハ188-25と同一仕様であるが、クーラー脇の足場に他との差異がみられる。

2013年9月廃車。


クハ189-513

クハ189-513

クハ189-501〜
189系の偶数向き制御車で碓氷峠では麓側(横川側)となりEF63と連結して運用されていた。そのため両側にジャンパ連結器が装備されていた。
横川-軽井沢間が廃止され、撮影時の編成の向きは反転している。  


あずさ色に変更されたときにシンボルマークが撤去されたようだ。

2013年9月廃車。

H101編成 クハ189-513側

H101編成 クハ189-513

このアングルからはクハ189-500番台は両側にジャンパ連結器のあることが確認できる。
1位側(正面に向かって左側)が通常の制御用、2位側が協調運転用のジャンパ連結器である。


関連:OM102編成