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身延線

ロケハン 波高島 - 下部温泉

波高島 はだかじま - 下部温泉 しもべおんせん

常葉川 ときわがわ 左岸 第2湯川橋梁付近

この地を最初に訪ねたのは1984年の春のことで、EF15の運用が廃止されるとのことで、鉄道誌の前例を参考に遠征したのであった。
それからちょうど30年が過ぎるのを機に、当時との風景の移り変わりも比較してみようと再訪した次第である。

日帰り温泉

常葉川左岸の日帰り温泉

駐車場はこの施設の客用のため、利用されない場合は駅から歩くことを勧める。

165系 急行 富士川

165系 急行 富士川

撮影:1984年03月30日頃

中間車にはクハが連結されていた。パンタのあるモハは身延線の小断面トンネルに対応した800番台である。

5輌程度の編成があればこの大カーブの魅力を活かせる構図となる。

特急(ワイドビュー)ふじかわ1号

特急(ワイドビュー)ふじかわ1号

撮影:2014年03月29日

165系急行富士川の撮影からちょうど30年後の同地点を再訪。
耕作放棄地など所々に低木が生え始めている。 植林されたばかりだった背後に聳える醍醐山南東尾根の植生も回復したようだ。

373系 F1編成

115系2000番台 身延線色

第2湯川橋梁を渡る115系2000番台 身延線色

撮影:1984年03月30日頃

身延線用に新製された115系で、当初はワインレッドにクリーム色の帯のカラーリングであった。
背後の雪山は身延山。積雪の多い年であった。

313系

313系

撮影:2014年03月29日

115系の撮影から30年後の同地点。樹木が成長したぐらいで、田舎の風景はあまり変わらないという結論であったが・・・

3627G V5編成

373系

特急(ワイドビュー)ふじかわ7号

撮影:2018年04月03日

さらに4年後の風景。まさかの劇的変化が。
上空には中部横断自動車道が横たわっていた。

373系 F6編成

313系

313系

撮影:2020年04月02日

そしてまたゆっくり時は過ぎてゆく・・・

3637G V8編成

特急(ワイドビュー)ふじかわ7号

特急(ワイドビュー)ふじかわ7号

撮影:2014年03月29日

付近をロケハンし、梅の花と。

373系 F1編成

常葉川右岸 第2湯川橋梁付近

313系と吊り橋

313系と吊り橋

撮影:2014年03月29日

常葉川の右岸から人道橋の吊り橋と。

3728G N2編成

第2湯川橋梁を渡る313系

第2湯川橋梁を渡る313系

撮影:2014年03月29日

第2湯川橋梁を南側から。
この鉄橋は5番6番のみ径間の大きい下路プレートガーダーとなっており、車輌の足廻りが隠れてしまうため、先頭車が通り過ぎた位置で捉えることにした。 
3630G V14編成

第2湯川橋梁を渡る313系

第2湯川橋梁を渡る313系

撮影:2014年08月05日

夏期に第2湯川橋梁を。
流れる川は現在は常葉川と命名されているが、かつては湯川と呼ばれていた。上流に温泉の存在を知らせてくれる名称であった。

PLフィルターで緑の照りを除去し盛夏の森を強調してみた。

3631G V14編成

特急(ワイドビュー)ふじかわ10号

特急(ワイドビュー)ふじかわ10号

撮影:2014年08月05日

背後に聳える山は毛無山から西に連なる尾根の頂「五郎峰」(三角点名は五郎坊)標高1619m。

送電線が気になるところであるが、調べてみると早川第三発電所を基点とし、新富士変電所を経て、新秦野変電所を結ぶ田代幹線であった。
筆者の地元を通る送電線と奇しくも同じ回線で、親近感を抱いてしまう。

F13編成

EF65 505

特急(ワイドビュー)ふじかわ3号

撮影:2021年12月02日

同じロケーションでも季節と時間帯で全く表情は異なる。

373系 F14編成

EF65 505

特急(ワイドビュー)ふじかわ6号

撮影:2021年12月02日

望遠撮影。左奥の建物は下部温泉郷の下部ホテル。

373系 F10編成;

特急(ワイドビュー)ふじかわ6号

特急(ワイドビュー)ふじかわ6号

撮影:2021年12月02日

同列車をワイドで撮影。
PLフィルター使用。

参考サイト:
JR東海静岡車両区の編成表