内船
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甲斐大島
満開の桜の花と特急ワイドビューふじかわ
ロケハンしながら線路沿いの県道に車を走らせていると、数本の桜の花の咲いた木を見つけた。その年は時間の都合でそのまま通過し、おおよその場所を記憶するだけとした。
数年後に実行するに至ったのであるが、山側の桜並木の下に車が駐車していたため、自ずと川側からの撮影となるのだが、なんとも難しいアングルではある。
特急ワイドビューふじかわ9号 F7編成
撮影:2016年04月08日
現場の踏切付近には車数台の駐車スペースがある。 撮影当時は中部横断自動車道の建設工事の搬入路となっており、警備員が配置されていた。駐車と撮影の許可をもらい列車を待つことにした。
井戸尻踏切
ハロゲン電球前照灯の313系
桜並木付近の甲府方向を捉えた一枚。 架線柱が奥側にあり、線路脇に障害物がないため車輌中心に撮りたいときのお勧めポイントである。 敢えて筆者が述べることでもないが、列車は高速で走行するため、線路からは充分な距離を取りたい。
313系 3634G V8編成
撮影:2016年04月08日
富士川に架かる建設中の中部横断自動車道
2014年はまだ橋脚だけであったが2年後の2016年には橋桁が架かっていた。
建設中であるため当時は地図に記載がなく、高速道路がどうのようなルートを通るのか筆者は知識は疎いものであったが、この地点で富士川を越える計画となっていることを知る。
中部横断自動車道の延伸に伴うもので、この長大橋梁はのちに富士川大橋と命名される。
撮影:2016年04月08日
身延線の車窓から建設中の富士川大橋を
橋桁が架けられた2016年からさらに2年後の写真で、身延線の車内からの撮影であるため、撮りたいタイミングで撮影ができた。 考えていたよりも付帯工事が多いようで、まだ構造体が見える状態であった。
この区間が開通となるのは2019年11月で、新清水JCTと双葉JCTが全通するのは2021年8月である。
撮影:2018年07月23日
黄昏を行く特急ワイドビューふじかわ12号
井戸尻踏切とは別の場所の桜並木を見つけた。
車を止める場所がなく、離れた場所にとめて歩くことにした。そのため積んであった脚立は置いてきてしまった。 この日は身延線で鹿との接触事故があったらしく、ダイヤが乱れていた。
富士川対岸の山に日は落ち、急激に暗くなる空に露出を気にしながら待つものの、なかなか来ない。
30分ほど待ったであろうか。ようやく撮ることができた一枚で、副作用として黄昏時の色温度が独特な雰囲気を醸し出してくれた。
F12編成
撮影:2014年04月08日