草地が終わり、広葉樹林帯を進みます。ヒメシャラの木は箱根の植生の特徴のひとつです。
特に看板はありません。数十m手前にも湧き水があり、地図によってはそちらを明神水としています。
かすかに甘みがあってうまい水でした。
このあたりは「大日尾(オオヒオ)」という字名が残っています。
登山道は尾根をはずれ南へ迂回します。
このあたりは「月代(サカイキ)」という字名が残っています。長く辛い登山道に地名が与えられると、親しみが湧いてくるのは私だけでしょうか・・・
明星ヶ岳と明神ヶ岳の分岐
絵に描いたような富士山が迎えてくれました。手前は金時山。
================ 参考文献 =================
「かながわの山 山名をたずねて」植木 知司著 かもめ文庫
「南足柄市史」 南足柄市
「南足柄市の村明細帳 上」
「南足柄市の村明細帳 下」南足柄市教育委員会
字名はその名も「明神嶽」