(01)足柄峠の北部、通り尾砦(とおりおとりで)址付近から望む富士山 (01-02)足柄万葉公園に咲くミツマタの花
足柄峠から山伏平を経て、浜居場城址を通り洒水の滝へぬけるコースは整備されていますが、戦国時代のもう一つの間道として鳥手山の尾根を通る道が知られています。足柄平野から眺めると、矢倉岳の右に連なる山々で、このあたり一帯は萬葉集の時代には八重山と呼ばれていました。足柄万葉公園にはこの歌碑がいくつか設置されています。
今回は足柄峠から八重山の中心を通るコースを辿ってみました。2004年4月中旬

>>地図参照

キャプションの数字は地図上の場所を示します。

(01-02)アブラチャンの花
(01-02)こなら尾砦址
(02)阿弥陀尾(あみだお)砦址へ向かう道
(02)立体写真で見る阿弥陀尾砦址(立体写真の見方はこちら) 現在はヒノキに覆われていて地形も把握しにくい状態でした。
 阿弥陀尾砦があったとされる丹土尾(につちお)砦跡へ分岐するピークから東へ数百メートルのところに、急勾配の斜面があります。ここに、人工的に加工されたと思われる石が転がっていました。単なる岩場なのかもしれませんが、いずれにしても、山伏平方面から防衛する場所として、この急勾配は最適ではなかったでしょうか。
(03)石垣の跡?
(03)石垣跡(?)の立体写真 交差視でごらんください。交差視の見方はこちら>>
(03)同地点を上から見下ろしたところ
(03-04)ミミガタテンナンショウ
(03)カラスザンショウの幹肌 知らずに手をつてしまいよく見るとその異様さに驚きました。
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