川西中継所通信用鉄塔

電波塔全景

東名高速道路の都夫良野(つぶらの)トンネルの真上あたりに位置します。数年前に開通した国道246号のバイパス(酒匂川右岸)からも見えます。
地形図では標高430.9mの三角点が記されているピークの西南西300mにあります。ちなみにこの三角点付近は鐘ヶ塚砦跡であると伝えられています。
南東の河村城跡、西側の新城跡のほぼ中間に位置し、一望できたといわれることから、北条氏の頃の遺構と想像できます。
同じ位置にあるというのは偶然なのかも知れませんが、その性格からして電波塔を現代の狼煙台と捉えると、立地の結果に興味が湧いてきます。

名称   川西中継所通信用鉄塔
高さ   地上高 21.3m・3m x 3m
位置   神奈川県足柄上郡山北町大字川西字嵐292-1
     139°03'07"E,38°21'53"N
標高   403.50m
完成年月 平成8年3月(1996年)
製作者  那須電機鉄鋼株式会社
所属   建設省 横浜国道工事事務所
施設費目 道路事業費
備考

施設の説明板

これと同じものが大井町の神山にもありました。
パラボラはそちらの方向を向いているのかもしれません。

敷地隣にある都夫良野地蔵堂から

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