塔の峰城要図 日本城郭体系6 p.487より
塔ノ峰城 鍋曲輪跡 360°VR
本郭の北東に尾根が広がった凹状地形が見て取れ、ここが鍋曲輪と想定される場所です。
塔の峯城とは直接関係ないのですが、「関八州古戦録」に「塔ノ峰の艮の方鍋曲輪といふ山手に屯を張り、安国寺恵瓊(あんこくじえけい)長老を相備とし、二万騎斗(ばかり)にて在陣なり。」とあります。
塔ノ峰の三角点のあるところから、北東へ200mほど進んだあたりは尾根が左右に広がり、鍋底状の地形は外部から見ることができないため、戦術的に利用されたと考えられています。
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